短い桜の季節が終わると、一気に季節が動き出します。
私の自宅周辺では、朝からウグイスが元気にさえずります。
カエルは四月の後半から鳴き声が聞こえますが、最近雨が続き、田んぼに水が入りだしたことで、その鳴き声は日ごとに大きくなっていきます。近頃は牛カエルの声も混じりだしました。
隣接する農業用のため池の周囲では、昼間はカモが気持ちよさそうに遊んでいます。多い時には20羽ほどもいます。
夜になると、周囲の木にサギがやってきます。こちらも多いときは、何羽も枝にとまっており、暗い空間のあちこちに白い色が目にとまります。
ベランダにはイソヒヨドリがやってきて、大きな体に大きな声で鳴いています。
その他、いつも幾種類もの野鳥の鳴き声が聞こえます。
「自然」は確実に変化していますが、まだまだ四季の移ろいを感じられる猪名川町は良い所だと、あらためて感じています。
タイトルだけを見ると、ロードバイクが趣味のように思われるかも知れないが、残念ながらそうでは・・ない。
この夏はたまたま毎週乗っているのだが、夏場以外の時期はめったに乗っていない。なぜか夏場になると乗りたくなるのだ。だから、とても趣味などと呼べるものではない。
一方で、この頃は体力つくりという一面を強く持つようになった。
60才を過ぎて年々体力が落ちている。それは仕方がないとして、まだ人生半ば(?)でもある。剣道ももう一段高みを目指したい気持ちもある。衰えは足からくる(ように思う)。下半身を鍛えるために自転車は
便利だ。何と言っても、時間と場所の制約がないのがいい。
と、前置きが長くなってしまったが、本日も気持ちの良い時間だった。
朝の7時過ぎに家を出て、「杉尾」までの往復コースを走った。仲間もたくさん走っていた。みんなどの地域からやって来るのだろうか?自分のような地元の人も多少はいるのだろうか?
やはり多くはもう少し都会というか、市街地から来ているのではないだろうか。山や川、田んぼや畑などの自然がある場所を目指して走って来る?それは自然なことだろう。地元にいても、猪名川町の周囲は自然が豊かで好きだ。自転車に乗るには、かなりよい環境ではないだろうか?
田んぼでは稲穂が色づいてきた。稲の成長の早さにはいつも感心する。
途中にある春日神社の入り口に、紅白のサルスベリの花がきれいだったので記念に1枚撮る。
稲穂と愛宕山の風景も絵になっていたので1枚パチリ。
本日も無事に帰宅できて何より。
今回は久しぶりに宝塚への峠越えをしようと、県道12号線を左折し、メープル猪名川横の県道319号線を走り出した。それほどきつい坂道ではないのだが、何とピークの手前で足が止まり、自転車を降りてしまった。峠のピークのまであと数メートルという地点だった。
これは私にとって正直ショックだった。
昨日久しぶりに(剣道の)稽古をして、疲れが出ていたのだとさっそく言い訳を考えたが、体は正直だ。一年ごとに体力、特に筋力の衰えを実感している。
人生100年時代なら、60代はまだ若いと思いたいのだが・・・。
それはそれとして、そこから左に宝塚ダリア園を見て、上佐曽利木器線を三田方面へ向かう。波豆川の手前、右に大船山が見えるバスターミナルのベンチで小休憩。
今度はそこから一度ダリア園まで戻り、右折して319号線(下佐曽利笹尾線)を南下する。この道はとても走りやすく、車も少ない。途中で再び68号線(北摂里山街道)に入る。右手に「長谷ぼたん園」の看板を見て長い下りを快調に走り「道の駅いながわ」に出る。そこからいつもの12号線で一路我が家へ向かう。
このルートは初めてだったが、現在の自分の体力からみて理想的なルートに思えた。一言で表現すると、「ちょうど良い」のだ。時間にすれば2時間程度だろうか?
よし、今後しばらくはこのルートを走ってみよう。
めずらしく2週続けて自転車に乗った。メープル猪名川横、県道319号線に入り峠を越える、宝塚ダリア園~大船山~三田を通って道の駅へ戻るルートを考えたが、まだ体力に自信がなかったので断念。とりあえず大島まで出て、大野山方面へ向かう。登山口までは無理としても、行ける所まで行こうと思った。
登りはじめて少し行くと、左手の民家の囲いの中に、いつもと同じようにポニーのムサシがいた。
1頭なので、やはり退屈そうだ。すぐ横で庭の雑草を刈るおじいさんをじっと眺めていた。散歩に行ったりするのだろうか?飼い主が遊んだりすることもあるのだろうか?
などと、つい考えてしまう。きっと大事に育てられているのだと、勝手に納得しようともする。
ロードバイクに乗ったのは、昨年の夏以来だ。せっかく、還暦のお祝いにと家族からプレゼントされたのに、この2年間で乗ったのは10回もないのではないか。その前に愛用していたクロスバイクとマウンテンバイクの中間みたいな自転車も、夏、それも真夏しか乗っていなかった。
何故か?それは、猛暑になるほど、大量の汗をかき、体力の限界を感じながら走りたくなる、という気持ちが強くなるからだ。別にマゾッ気があるわけでもなく、変態でもない、念の為。
今年になって稽古を中断している剣道を、そろそろ再開しようと考えているが、半年近く運動をしていない。というわけで、体力回復の意味もあり、久しぶりのバイク乗りとなったのだ。
いきなりの遠出は無理なので、とりあえず町北部の杉尾あたりまで行って折り返すことにする。やはりバイクは気持ちが良い。気候の良い時期でもあり、しかも晴天だ。
ところが、ギアを変えるレバー操作を半分忘れていたので、しばらくは左右の手元にあるレバー操作を確認するように走ったいた。
時間的には往復で90分程度の所要時間だったが、昨年より体力の衰えを感じた。60を越えているので仕方がないのかも知れない。いや、人生100年時代にそんなことを言えば、先輩諸氏から「何を若いものが!」と、お叱りをうけそうだが、1年ごとの体力の衰えは如何ともしがたい。
ま、とにかく無事に乗ることができて安心した。レバー操作も思い出したので、忘れないよう、今年は乗る回数を増やそう。
「道の駅いながわ」の移転計画が持ち上がったのがいつだったか。あまり関心がなかったので、よく憶えていないが、少し前に用地買収の金額を見て驚いた。
確か、5億を超えていたと思う。場所は農地で、私も何度も見ている場所なのだが、とても5億の価値がある場所とは思えない(農地としての価値は承知していませんが)。
当時は賛成と反対に意見が分かれ、署名活動も盛んに行われていたが、その後の経緯は詳しく追っていなかった。
ところが、運営を申し出ていただ業者が撤退したこと、さらに、昨年の町長選挙で、移転に反対していた現町長が当選したことで、移転計画が白紙になった。しかし、買収は実施されたいるので、無用で高額な土地だけが残された。いや、土地の維持費がかかるので、とてもやっかいな状況になっていると言えるだろう。
確かに現在の場所は、イベントのたびに駐車場が足りなくなり、片道1車線の道路に渋滞が発生し、毎度警察官が不機嫌な顔で姿をあらわす、という状態が続いている。
採算の問題も当初からあったが、なぜ買収が先行してしまったのか、買収金額の算出根拠など、不透明な部分もある。貴重な町の予算=税金なので、町民としては無関心ではいられない。一刻も早い良い解決策がでてくるのを期待している。
猪名川町は、行政上は「阪神」に属している。正確には、「阪神北地域」という4市1町(伊丹市・宝塚市・川西市・三田市・猪名川町)の1員である。とはいうものの、30年近く猪名川町に住んでいる私としては、今でも「阪神」というくくりに違和感を覚えてしまうのだ。
その理由は、「阪神」というには、町内のほとんどが山林であることもるし、交通が不便なこともあると思う。さらに言えば、選挙区が兵庫5区という、朝来市、養父市、豊岡市などと同じ選挙区で、何と日本海に面する地域まで同じ選挙区なのである。その為か、選挙になると、宝塚市・伊丹市・川西市(一部除く)を範囲とする、兵庫6区の候補者の街頭演説は通勤時によく見かけるのだが、自分の居住地の候補者はまず生で見る機会がないのだ。
話が横道にそれてしまったが、県の地域の紹介では、「大阪、神戸に近接した成熟した“まち”と、北摂里山など豊かな“自然”が共存する、魅力ある地域」とある。
そうなのだ。今回の話題はこの“自然”と関係しているのである。
さきほども書いたが、猪名川町は面積の8割が山林で占められている。その意味で自然が豊かであり、当然動物なども、それなりに生息しているのだ。
害獣であるアライグマやイノシシ、シカはよくいる。日中見かけることはほとんどないが、人の往来が少ない山道に行くと、柔らかい道の両側がよく掘り返されているし、大野山では夕暮れになるとシカがうろつき始める。
キジもたまに見かけるし、機会は少ないがハクビシンやヌートリア(害獣)もいる。
その他に、注意喚起される動物は広報などに掲載される他、役場から目撃情報のアナウンスがある。これまでを振り返ると、サルが頻繁に出たこともあった。
熊やシカの出没情報も一時にぎわったことがあった。
そして、今年の始め、今度はニホンカモシカが目撃されたのだ。ニホンカモシカというのは、高地に生息するというイメージが何となくあったのだが、ネットを見ると東北地方から中部地方に生息とある。それならば特に不思議なことでもないわけだが、それにしてもなぁと考えてしまう。
自然が豊かなのか、動物の生態の変化か、あるいは環境の変化によるものかは不明だが、野生動物と人間との距離が近くなっていることは感じる。
ニホンカモシカはおとなしい動物なので、見かけてもそっとしてあげるのがよいとのことだ。
チャンスがあれば生で見たいと、少しだけ思った。
この日は予定がいくつかあったのだが、運動不足も解消したい。
そんな時にもってこいの場所が『栃原めぐみの森』だ。
自宅から車で約10分、駐車(できる)場もある。
スタート地点の「ジャライバ」まで約10分、「健脚コース」を登って、休憩ポイントのベンチまでも10分。
ということで、自宅を出て30分もあれば、(都会ではないが)喧噪から離れた、自分だけの静寂な世界に包まれてしまうのだ。
「健脚コース」は傾斜が45度くらいの急な道が続くが、10分も登れば平な尾根道になる。
運動不足を覚える時の、軽い運動には丁度よいコースだ。
それでいて、ほとんど人と出会わない。何だかもったいない気がする。
これから何度も訪れると思うが,皆さんもたまにはいかがですか?良いところですよ。
私はこの5月からロードバイクに乗っている。
それまではマウンテンバイクとクロスバイクの中間のようなに乗っていた。
それは、たまに銀山地区などの未舗装の道を走ることもあったからだが、ロードバイクの乗っている人を見かける度にうらやましく思っていた。
それが今年あることでプレゼントされたのだから、人生いいこともあるものだと喜んでいる。
前置きが長くなったが、そんなわけで朝から愛車「プレシジョンR」にまたがり、自宅がある若葉を出発した。
この日はあまり体力を使いたくなかった(気が乗らなかっただけ)ので、町内では最も愛好家が多く走っている県道12号線を通り、町北部にある杉尾までの往復コースとした。
行きはゆるやかな登りが最後まで続くが、逆に帰りはほとんど下りで快適だ。
途中,笹尾付近で一面に白い花を咲かせたそば畑が広がっていた。
今では町内の色んな場所で見られる光景だ。
「猪名川のそば」は、行政や地元の取り組みの効果もあり、町の特産としてすっかり定着してきたようだ。
平成11年から栽培が始まり、今では65戸の農家が19ヘクタールの農地で栽培しているとのこと。
昼夜の寒暖差が大きい猪名川町の気候に、そばの栽培条件が合うという。
「道の駅いながわ」にある「そばの館」では十割そばが提供され、訪れる人達に大人気だ。
そばのアイスクリームもおいしい。
さて、この日もロードバイクに乗った愛好家と多くすれ違った。ロードバイクに乗ってまだ半年、しばらくは町内や近隣のバイクコースを探索する日が続きそうだ。