正確な創立年月日は不明だが、大野山地蔵院の記録では、承平6年(936)まで、大野山蓬ヶ原に祭祀されていたとう。本殿は江戸初期の建築とみられ、昭和46年に県重要文化財に指定された。美しい彩色が施されているが、塗装下地に吉野紙の下貼りが施されているのは、他に類をみないという。
本殿:桧皮葺流造、拝殿:萱葺入母屋造。
本格的な農村舞台の名残りをとどめる長床。安政3年再建。
秋祭りには、子ども達が歌舞伎の名場面を演じながら練り歩く「練り込み」がある。
多くの見物人で賑わう。
舞台で演じる子どもたち。
農村舞台を裏から見る。若葉が目に優しい。
秋には見事な紅葉となる。