■ 猪名川町概要


 猪名川町は兵庫県の東南隅の一角を占める、阪神地区北部にあります。東は大阪府の最北部である豊能郡能勢町、北は丹波篠山市、西は三田市と宝塚市、南は川西市と接します。

 

 猪名川町は川辺郡に属しますが,現在は猪名川町だけが残り,めずらしい一郡一町のかたちとなっています。

 

 海抜400〜700メートル級の山々が隣接地域との間につらなるように、町域の約80%を山林が占めます。

 

 □ 面 積  90.41平方キロメートル

 □ 人 口  約32,000人

 □ 町 木  松

 □ 町 花  ツツジ

 

北部を中心とした農業地域と、南部を中心に広がるニュータウンとで形成されています。

 

 周囲を山地に囲まれた当町域は、古くから林・鉱業を主要な産業としてきました。その後、大阪・神戸二大都市圏のニュータウンとして開発が進むと、宅地としてよりもむしろ観光・行楽・保養の地として、他地域から多くの人々が訪れるようになりました。

 

 はるか神話の時代から人々の暮らしにとけ込み、様々な文化の源にもなった清流・猪名川と、周囲の山並みが織りなすやさしくて、美しい自然の風景は、将来に残すべき大変貴重な財産です。