日生中央から県道68号線(北摂里山街道)を西へ進み、「紫合堂田」から県道603号線に入る。途中、右手には乗馬スクールや寒天の天日干しのめずらしい光景が見られます。
さらに進んで阿古谷へ向かうと目印の看板が見える。
毘沙門堂へ上がる道の途中、六地蔵が迎えてくれる。
毘沙門堂
文化4年(1807)、90才の時に京都府八木から猪名川町を訪れ,最初に立ち寄って彫像したところ。
自刻像と七仏薬師(1体が盗難に遭い、現在6体)、計7体が安置されている。七仏薬師の作例はこの他にはない。
七仏薬師
自刻像
木喰仏の自刻像は、猪名川町に遺る3体を含め、11体が現存する。
毘沙門堂にある自刻像は、「猪名川木喰会」の人気コンテストで、約30%の支持を得て人気一位になった。
推古天皇の頃、霊夢により日羅上人が三草山に登ると、
おじいさんが目の前に現れ、三本の草を授けられた。
うち1本は千手観音、残る2本は不動明王と毘沙門天とな
り、上人は山頂に寺院を建立し,三草山清山寺(せいざんじ)と号した。
16世紀後半,織田方の兵火で焼失の際、村人たちに
よって毘沙門天は毘沙門堂へ運び出されたと言われる。
毘沙門堂
猪名川町上阿古谷
能勢電鉄「日生中央駅」前から阪急バス「上阿古谷」下車
※木喰仏等の見学には事前予約が必要です。072-767-2600(猪名川町教育委員会)