10月1日(土)快晴の銀山地区。多田銀山史跡保存顕彰会が毎年恒例の行事としている、金山彦神社前の清掃に参加した。実は私も会員なのである。
顕彰会(略します)は毎年6月と秋の2回、神社前の河原を中心に雑草刈りやゴミ拾いをしてきたが、会員の高齢化もあり、今年は秋のみの実施となった。
参加者は役員7名と、やや少ない人数ではあったが、慣れたもので、いつものように粛々と作業を始めた。
数年前の台風で土砂が流され、すっかり岩盤が表面に出た川岸も、そこそこの草に覆われていた。
平坦な場所は草刈り機で、それ以外は鎌を使って刈っていく。
順調に作業が進んでいく。その時、会員の一人にハチが襲いかかった。しかも何匹ものハチに。
何とすぐ近くに巣があったのだ。ハチは自分たちの巣に危険が及ぶと思い攻撃に出たのだろう。
あっという間に数カ所刺されててしまった会員と、その後に刺されたもう一人の会員とが、念の為と近くの病院に走った。
それからは作業を離れた場所で少し続行するも、ほどなく中止した。
その後、刺された会員も帰ってきて、大事なくすんだと聞き参加者全員が一安心する。
とんだ清掃作業となったが、自然の環境下では避けられない現実でもあり、結局は各自の対処が必要なのだと思う。
ここで私見ではあるが、まず、ハチに刺された時は、すぐに水で傷口を洗い流すこと、そして虫刺されの薬を塗るなど、応急措置をとることをお勧めする。
その上で、気分が悪い、傷みがひどい、貼れが引かないなど、気になる場合はすぐに病院で治療をうけることだ。そおらく1日経てば徐々に症状もおさまるだろう。
こんな話をして訪れる人が減ると困るので申し上げるが、ハチの巣は人が歩く場所にはまず無いと思うのでご安心を。
ハチの巣は神社に渡る橋の手前の川岸にある。上の写真では衷心よりやや右下の場所だ。その後注意看板が置かれている。