以前から気になっていた山だった。
大野山に登るといつも山頂から見ていた山、三草山からも見える。
その他、周辺の山からもよく見えるだろう。
何と言っても、あの尖った頂が特徴的な山なのだ。
たとえば、県道12号線(川西篠山線)を川西方面から猪名川町の我が家への帰途、
マクドナルドを過ぎて、西多田の手前の下り坂から見える山容に神々しさを覚えるのは私だけだろうか?
丁度、鷹が羽を少し広げたような形といったらよいだろうか。
そして、この所の運動不足解消を兼ねて、連休のうおく晴れた日、大船山を目指した。
自宅から県道12号線を北上,「高原ロッジ・メープル猪名川」へ向かう橋を左折して323号線に入る。
坂を登りきったピーク辺りが猪名川と宝塚市との境界線となる。
その坂を下りきってカーブを右に曲がると、左手に「宝塚ダリヤ園」が見える(この時期は閉園している)。
そこから少し行くとため池が見えてくる。ここを過ぎると三田市だ。
さらに進むと、神姫バスの波豆川バス停ロータリーが見える。
直進すると三田市街へ出る。ここを右折して大舟寺方面へ行く。
ここから前方をみたのが冒頭の写真だ。中央の一段高い山が大船山(653m)だ。
あとは一本道で、最後に坂を登りきるとペンションが見えてくる。
これを読んでいる人は何だか道のりが長く感じるかも知れない。それは私が自転車(クロスバイク)で
移動しているからで、車の場合はあっと言う間に着きます、念のため。
カナディアンペンション(コロナ禍で利用客は少なかった)
三田アスレチックからの登山口。この他に大舟寺の近くからと、山の西側の十倉方面からの登山口とがある。
大船山への登山はアスレチック・キャンプ場を抜けて登る。
しばらくは緩やかな道が続く。ただ、石がごろごろしていて少し歩きにくい。
最初の分岐点。ここから山頂まで870mか、でも山道だからなぁ・・・。
少し傾斜がきつくなった。
杉林に木漏れ日がそそぐ。
第二の分岐点。あと350mかぁ。でも、登りだからなぁ・・・。
道にロープが張ってある。ロープの助けがないと辛いということだ。
こんな感じの傾斜です。きついこと、わかります?
さて山頂に着きました。大きなハチが乱舞していました。
六甲方面を望む。よく晴れて気持ちがよい。
中央の建造物は大野山頂にあるものに見えるが・・・?
剣尾山(784m)?
南方面。眼下に大舟寺と、いま走ってきた道が見える。
この後、大舟寺跡に寄って下山した。要した時間は,登りが約40分、下りが30分といったところだ。
ただ、平均的には登り50分、下り40分程度を見た方がよいだろう(登山地図に書いてありました)。
大舟寺山門。黄檗宗の寺である。
大かやの木。樹高20m、幹廻り7.6m。三田市で唯一の天然記念物。樹齢は300年程か。
幹が根元の少し上から3つに分かれており、「三宝のかや」と言われているそうです。