槻並の風景。中央の山は三草山ではありあせん。ややこしくてすみません。
久し振りに三草山に登った。
三草山への登山道はいくつかあるが、多くは北面の慈眼寺あたりから登るのではないかと思う。
今回は槻並ルートで登ることにした。
上の写真は、県道12号線(川西篠山線)から屏風岩を過ぎたところを右折し、槻並への道を少し進んだ辺りだ。
最近は知らないが,この道はトライアスロンの日本代表選手がトレーニングするルートとして
知られている。
ところで、写真の中央に写っている山が三草山と思われそうで申し訳ないが、方向が少し違っている。
三草山はずっと右手方向で,ここからは見る事ができない。
おそらく堂床山から丸山にかけての山容であろうと思う。
なぜこの写真を?道中の写真が他に無かったからです。
この日は天気もよかったので、オープンカーで受ける風が心地よい(あ、自転車ですけどね)。
登山道に入る手前にクロスバイクを停める。近くのバス停では、ほとんど乗客がいないふれあいバスが出発の時を待っていた。
以前、この近くにイノシシが囲いの中を猪突猛進していた民家があったが、この日イノシシの姿はなかった。
少し山道を歩くと、ほどなくしてサイノカミ峠に着いた.
そこに道標があり、寛文十一年(1671)とある。道標で江戸前期の紀年銘があるのは全国でも希少と、説明文にあった。
山頂へは、このサイノカミ峠から、写真に見える登山道を登って行く。
道は山頂まで1本道が続いているので、迷わずに行ける。
ただ、勾配が少々きついところがある。
登山道の斜面がキツいこと、わかってもらえますか?
山頂までそう時間はかからないが、途中誰にも会わなかった。
だが、小動物とは遭遇した。
10m程先の草むらがガサガサ動いた。見ると、40〜50cm程の茶色をした何かが動くのが見えた。
正体は不明だが,登り口に、「熊やシカとの遭遇を避けるため鈴などを着けてのぼりましょう」の看板があったので一瞬ドキッとした。
先方が明るくなってきました。
山頂はこんな感じです。
山頂からの風景。天気はよかったが、少し白じんでいて大阪市街地はよく見えなかった。