近畿に上陸した大型台風21号は、各地に甚大な被害をもたらせた。
関西空港はじめ沿岸部の浸水、広範囲にわたる街路樹の倒木、信号機の損傷、停電など、
未だに復旧途上だ。
猪名川町内でも各地で通行止めが続くなか、銀山地区を歩いてみた。
上は金山彦神社のすぐ下を流れる銀山川。いつも刈った草を燃やしていた川岸が,約30センチ
もえぐられて消失し、その下の岩盤が露出していた。
見た瞬間は気がつかなかったが、いつもの見慣れた光景と違っていたので驚くと同時に、台風
の猛威をあらためて感じた。また、銀山川が岩盤の上を流れていることを再認識する光景でも
あった。
金山彦神社の拝殿前。石垣の一部が崩壊し、下の道は通行止めになっていた。
大露頭から先は多くの倒木があり、事実上通行は不可だった。倒れた木が電線を巻き込んでおり、
すぐには処置できない状況だ。
瓢箪間歩へは行けないので、訪れる人は町役場や悠久の館等へ確認してほしい。